こんちゃ!レイヤー歴7年のぎゃらくしあです!アイブロウは細めが好きです!
コスメイクの手順はたくさんありますが、今回は「コス用アイブロウメイク」について2回にわたって解説していきます!
コスメイクではまず目に付くのがアイメイクですが、アイブロウも印象を与える上で重要になってきます。
実はコスメイクでのアイブロウはちょっとひとクセありまして、普段メイクと変わらない感じでやると、
- 細眉のキャラなのにアイブロウが太くなってしまうなど、キャラとの乖離が起きてしまう(いわゆるコレジャナイ感)
- 男らしい形にしたかったのにどこか可愛く見えてしまうなど、出来上がりが着地点からズレてしまう
- メイク全体としてまとまりがなく見えてしまう
などなど、違和感が生じてしまいクオリティが低下する原因になってしまいます。
- コスメイクのアイブロウってどうやって描くの?
- アイブロウを描くと毎回仕上がりが微妙になってしまう・・・!
- 自分のアイブロウメイクを改めて見直ししたい!
という方はぜひぜひ今回の「基礎知識編」と次回の「描き方編(工事中)」を読んでいってください~!
「自眉を消して新たに描く」のがコスメイクアイブロウの特徴!
まず、コスメイクのアイブロウの説明において1番基本的な「普段メイク」との違いから。
普段メイクのアイブロウとの最大の違い、それは
「自眉を消して1からアイブロウを描くこと」です。
・・・「えっ?」って思われた方もいるかと思います。詳しく見ていきましょう。
そもそも「アイブロウ(メイク)」とは、「自分の元々ある眉毛(自眉)をメイクで理想的・印象的な形に整えること」、もしくは「メイクで整えた状態」のことを指します。
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また、「アイブロウ(ライナー)」の意味で「アイブロウ」ということもあるので文脈による判断が必要だったりします
普段メイクでは、
- 自眉の隙間を埋めたり、
- 自眉の形を整えたり、
- 自眉の色味を調整したり
といった「自眉を活かしたり整えたりする」形でアイブロウライナー等を使って描きます。
ですが、コスメイクのアイブロウでは自眉を活かしません。新しく描きます。
わざわざ潰す理由:キャラの眉に近づけるため!
「なんでわざわざそんなことすんの?」って感じですよね。一般的な感覚だと。
まあそれにはれっきとした理由がありまして。というのも、コスメイクは
「コスプレするキャラの顔そのものや雰囲気に近づけるメイクだから」です。
このブログ内のメイク記事でも度々引き出してますが、二次元キャラは私たちの顔よりかなりデフォルメされてデザインされてます。
眉毛においても例外ではなく、デフォルメされているパーツです。例えばこんな感じ。
- 女の子キャラ:通常の位置よりも上に引き上げられ、線のように細い。角度はキャラにもよるが、落ちるような角度のことが多い。
- 男性キャラ:通常の位置よりも目元寄りで、角度が急になっていることが多い。基本的に太眉。
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普通ですが・・・
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細くデフォルメされます。
また、特殊な眉としてマロ眉(太くて丸いやつ)や某煉獄さんのような現実にいるわけねーだろ!って形のモノもあります。
このようなキャラに対応するためには、自眉を消して、1から描くほうがクオリティを高められるのです。
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もちろん自眉でコスする人もいるにはいますが、
近年では自眉を消すほうが主流になってますね
それと「1から眉を描く」というとちょっと想像がつくかもしれませんが、
自眉がある場合よりもアイブロウの難易度は跳ね上がります。自眉のガイドラインがないので。
- 自眉がないまっさらな額に描く位置を予め決めておいて、
- 太さや長さ、形状をキャラの顔や雰囲気に合わせて、
- 左右対称になるように描く
というのはなかなか難しく、始めたうちは上手く描けないこと請け合いです。実際私でも綺麗に描けない
別に「潰さ」なくてもいいです
「自眉を潰して新たに描くのがコスメイクの特徴」みたく書いちゃいましたけども。
別にわざわざやらなくてもいいです。自眉でもコスプレは成立します。
というのも、コスプレというのは最終的には自己満足の世界ですので。特に正解はないです。ご自身のお好きなように心ゆくまでお楽しみください。
・・・なんて言ったらこのブログの存在意義なくなりますけどね。でも真理ではあります。
ですが自己満足の世界ではありますけど、その満足のためにはコスのクオリティも大切になるわけでして。
・・・早い話、自分の推しの低レベルなコス見て満足するか・・・?というコト。
キャラに沿わない自眉もクオリティ低下の原因になりえます。形が歪だったりボサボサだったり。
やるかやらないかは勝手ですが、コスのクオリティを上げるにはやったほうが間違いなくいいです!
眉を「消す」ことについて
先ほどから飛び交ってる、あまり一般的でない「眉を潰す」「消す」というワードですが。
これは何らかの手段で「自眉を見えなくする」ことを指します。
眉を消すには「自眉を剃る」か「カバーアイテムで隠す」かの2択になります。
それぞれに一長一短がありますので詳しく見ていきましょう。
眉消し方法1:シェービング!
自眉を予め剃っておいてなくします。私もこれです。全剃りしてます。
手順は
- スクリューブラシ(ドラッグストアで売ってる)で自眉を起こす
- シェーバーやカミソリで自眉を残らないように剃る
- あとは普通にメイクするだけ!!
利点はなんといっても手っ取り早く済みます。剃るだけ。
手が滑ってまつげや前髪が・・・!とかしなければ失敗はありません。落ち着いてやれば誰でもできます
綺麗に剃れば痕はほぼ残りません。女性の場合はカバー力の高いファンデ付ければ消えるんじゃないかな。
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男の眉だと結構太くて痕が残るので
コンシーラーつけて馴染ませたほうがいいですね
なのでアイブロウを描くときの邪魔になりませんし、眉元がほぼ加工いらずになります!
欠点としてはなんといっても学校や勤め先の規則によってはそもそも使えないこと。
こればっかりはどうしようもないです。潔く負けを認めて隠すほうを選びましょう。
また、顔の上でじょりじょりするので肌を傷つけたり、それ由来で痕ができる可能性があります。
なるべくリスクを抑えるなら、カミソリよりシェーバー(特に使いやすさ重視のモノ)を使った方がいいですね!
で最後に、油断すると知り合いに「え、お前眉剃ってんの!?」って言われるリスクがあります。
交友関係にヒビが入るかもですし、鋭いと「もしかしてレイヤーか・・・?」と思われる可能性だってあります。
かといって、出かけるときにいちいちアイブロウ全部描くのって大変ですよねー・・・
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その辺を割り切れる人にはオススメです
眉消し方法2:コンシーラーだけで消す!
これ以降は全部「自眉を覆い隠す」タイプになります!
自眉の上でコンシーラーをつけて馴染ませ、フィニッシュパウダーで押さえます。
特に用意するモノはありません。普段使いのコンシーラーだけでOKです。
ただ、コンシーラーのカバー力でクオリティが大きく左右します。いいモノを使いましょう・・・!
欠点としては、自眉に毛量があるとカバーしきれなくなります。
自眉の薄い方ならカバーできますが、濃い方(特に男)はコンシーラーだけだと浮きやすいです。
自眉が濃いと表面がザラザラしやすくなるので、ライナーが描きにくくなるのも欠点ですね。
また、自眉の摩擦に加えて汗があるとコンシーラーがヨレやすくなり、クオリティ低下に繋がります。
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総じて眉の薄い方にはオススメできます(多分)
眉消し方法3:眉潰し(ハードコンシーラー)を使う!
3つ目はレイヤー界では名の知れた三善さんの「眉潰し」を使う方法です。
これは粘土のような固形状のパテで、必要量をちぎってから自眉に覆い被せる形で使います。
もともと固形状なので、手のひらや吐息、カイロなどで温めて柔らかくしてから使うのがポイント!
眉につけて固めたら、リキッドコンシーラー→フィニッシュファンデで隙間を整えましょう!
自眉のカバー力は確かです。上から塗布してるわけじゃなくて固形物を覆い被せてるんだからそりゃね?
それゆえ、自眉の毛量があっても綺麗に隠せます。男性で眉剃りたくないって場合には選択肢に入るかも。
慣れてないと綺麗な形状にするのが難しいです。破けたり厚みが出ちゃったり。
そして柔らかいうちにやらないと固くなっちゃうのでちょっと取り扱いやすさに難がありますね。
また、自眉に貼りつける形になるのでどうしても崩れやすくなります(というか剥がれやすいです)。
温かいうちに形を整えてつけ、ハンディファンなどで一気に冷やして固める、という風にすれば耐久力は上がりますが、それでも他の方法と比較すると見劣りします・・・
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汗や皮脂でポロっといく可能性もあります
眉消し方法4:眉消しシールを使う!
方法4つ目。眉消しシールを使って自眉を隠します!
眉消しシールとは、色が付いていて自眉の上に貼ると隠せる(ように見える)シールの総称です。
貼布してちょっと色味が浮くな、という場合はリキッドコンシーラーを使って馴染ませます!
モノにもよりますが、女性の眉くらいなら綺麗に隠せるモノが多いです。
使いこなすのは少し難しいですが、慣れれば普通に常用できるレベルのポテンシャルはあるかと思います。
使いにくさですが、まず慣れてないとシールがヨレます。テーピングの比じゃないです。
眉って額(出っ張ってる)と目の窪みの中間の曲線部にあるので、シールが貼りづらい位置なんですよね。
それで剥離紙を剥がす際に気泡が入っちゃったりするので、結構ヨレて仕上がりが悪くなりやすいです。ムズカしい。
また、眉消しシールの表面はザラザラしてるので(少なくとも肌よりは)、アイブロウが描きづらいです。特にペンシルタイプ。
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力入れないと色が乗らないしかといって
ある程度抑えないと手元狂っちゃうし・・・
総評:可能なら全剃り一択。不可なら柔軟な対応を
総評ですが、はっきり言って全剃り一択です。楽で仕上がりもいいと文句なし。
といっても、校則で全剃り禁止されてるけど剃るぜ!というのは流石にどうかと・・・
剃るのはダメだけどカットするならOK、であればある程度薄くしましょう。コンシーラーだけで落ち着かせられます。
それと、女性の場合は全剃りするといちいち眉描かなきゃいけないの大変ですよね・・・
コスしないときは剃らなくていいので、ある程度は覚悟するかなくてもいいと割り切るかの心構えが必要になります。
・・・あ、男?普通に剃っていいよ。ボサボサしてるとダサイし剃っても元から根元まで濃いからそんな変わんないよ。
アイブロウメイクに必要なコスメ・道具!
ここからはアイブロウメイクに関連するコスメや道具などを紹介していきます!
全部必要、というわけじゃないので自分の方針と相談して使うモノを決めましょう!
シェービング・カット用品!
シェーバー(髭剃り)!
眉を全剃りする際に使います。ムダ毛処理にも使えるよ
カミソリでも剃れますが、肌を痛めやすいのがネックです。シェーバーのほうが傷つけにくいですね。
剃りやすさと肌のダメージを考慮すると、360℃の三枚刃タイプがオススメです。くるくる回しながら剃りましょう。
女性用のシェーバーだとT字やI字のモノが多いっぽいんですけど・・・ちゃんと剃れます?どうなんだろ・・・
ちなみに私が使ってる(モノの後継機)のはこれ↓↓↓
眉用ハサミ!
剃る、とまではいかなくともカットして薄くするなら眉用ハサミを使いましょう。
眉が顔に沿って寝てると切りづらいです。ブラシで起こしたり指で摘まみながら丁寧に切りましょう!
眉消し・眉潰し用品!
コンシーラー!
ベースメイク時になにかとお世話になるコンシーラー先輩です。
眉を隠す時だけでなく、剃り跡を隠したり眉潰しやシールを馴染ませる際にも使います。
とにかくカバー力命です。いいモノを使いましょう。
度々登場してますが、私が愛用してるセムのコンシーラーがオススメです。プチプラなのにホントに隠してくれる。
眉隠しシール!
上記で紹介した自眉の上から貼り付けるタイプの眉隠しシールです。
100均やドラッグストアで売られているモノもありますが、やっぱりウィッグ屋さんの方が安心できる!
ということで我らがアシストさんやクラッセさんからシールが発売されてます。やったね。
どっちがいいの?って聞かれたらうーん・・・としか。お好きな方をどうぞ~

眉潰し!
上述した三善さんのちぎって貼り付けるタイプの眉潰しです。
カラバリは現在3種類ありますのでお好きなのをどうぞ(amazonのは商品ページから選べないので不便です)。

アイブロウメイク用品!
アイブロウライナー!
肝のアイブロウです。アイブロウメイクと一口にいっても色々あります。
- ペンシルや練り出しなど、固形状に固めたモノで描くタイプ(固形タイプ)
- 先の尖った筆に液体に溶かした顔料をつけて描くタイプ(液体・筆タイプ)
- プレスト状のパウダーを塗して形を作るタイプ(粉末タイプ)
液体タイプと比較して固形タイプのほうがマットな質感になりやすいので固形の方がオススメです(一概には言えませんが)。
私が使ってるのは三善さんのメークアップペンシルです。発色が強く特殊な色もあるので非常にコスプレ向け。

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ちなみに私は基本ブラックしか使いません
アイブロウコート!
アイブロウしっかり描いたけどヨレちゃう・・・という事態を防いでくれるアイブロウコート!
アイブロウの上から塗っておくだけで汗や皮脂を弾いてくれます!
長期戦になりがちなコスイベ(特に汗をかきやすい夏)には塗っておいたほうがいいですね!
私が使ってるのはこちらのアイブロウコートです。つけるとかなりヨレなくなるよ!
まとめ:「自眉を消す」ことがクオリティ上昇につながる!
というわけでですね、コスメイクやったことない~という方はぜひぜひ覚えておいてください。
「自眉は消して新しく描くのがキャラらしさを演出するアイブロウメイク!」
です。コスメイク10箇条に入るほど重要なことなのです。あとの9つ?知らんがな
「自分らしさを消す」ことはコスメイクにおける特徴でもあるのですが、自眉を消すのはその象徴たるモノではないでしょうか。
つまりは、
- 自眉を消す(自分らしさを消す)
- 顔というキャンバスをまっさらに近い状態にする
- 自眉に縛られないアイブロウを描く(キャラらしさを加える)
- キャラらしさのあるクオリティの高いコスメイクの完成!
ということなのです!ある意味コスメイクらしさが濃縮されてる作業、といってもいいかと!
今回はアイブロウの「特徴・消し方・必要なコスメや道具」について見ていきましたが、次回の「描き方編」では、
- アイブロウの描き分け(太さ、長さ、角度)
- アイブロウの描き方(手順と描きやすくするためのコツ!)
について解説していきます!よければ引き続きご覧ください(工事中)!
というわけでぜひぜひよいコスライフを!
おしまい!!
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