こんちゃ!レイヤー歴6年半のぎゃらくしあです!
今回は「コスメイクのやり方・基本的な工程」について解説していきます!
「コスプレ始めてみたいな~」と思っているそこのあなた!コスメイクのやり方知ってますか!?
普段のメイクと同じ感覚でやると「なんかこれじゃない感」が出てきます!
圧縮-1-150x150.png)
ちなみに私も始めたての頃は「なんだこれ・・・」って感じになってた
逆にもう既にコス活動してるよって方!本当にそのメイク方法で合ってますか!?自己流じゃないですか!?
クオリティの高いコスをするためにも、やはり「メイクの基礎」を押さえておくに越したことはありません!しっかり確認していきましょう!
なお、結構長くなっちゃうので何回かに分けて解説していきます!今回は「メイクの前準備~アイブロウ」まで!
メイクの基本的な手順!
というわけで、まずはコスメイクの「基本的な流れ」をご紹介!
- 準備!
- ベースメイク!
- テーピング!
- アイブロウ(+眉潰し)!
- シェーディング・ハイライト!
- アイメイク!
- チーク・リップ!
- ウィッグを被って確認・調整したら完成!!
- メイクを落とす&アフターケア!
私はこんな手順でやってますが、人によって順序が変わる箇所もあります。その辺りも解説するよ!
今回の【Step1】では手順1~4まで解説していきます!
手順1:メイクの前準備!
いざメイク!・・・の前にやっておくべきことがいくつかあります。
- 顔の毛(産毛・ヒゲ)をシェーバーで剃る!
- 洗顔(洗顔料で汚れを落とす)!
- 化粧水→乳液で保湿!
- リップクリームを塗る!
- カラコンを付ける!(場合によっては要らなかったり順序変えたり。要検討)
- ウィッグネットを被る!(ベースの後に被るパターンも。)
シェービング&スキンケア!
まず顔に生えている毛を剃りましょう。女性でも産毛が生えていることがあります(目尻~頬のあたりとか)。
横髪を流すキャラでもみ上げを剃っておく場合はこの段階で剃りましょう。
男性の方は絶対にヒゲを剃っておきましょう。男装・女装にかかわらず間違いなく邪魔になります。手間かかりますけど・・・
剃り終えたら、次に「洗顔→化粧水→乳液」とスキンケアを施します。
メイクのノリを良くするのもありますが、毛を剃ると肌にダメージがいくのでそれのケアも兼ねてます。
その後に忘れがちですが、リップクリームを塗っておきましょう。
リップやグロスを塗るとかなーり唇にダメージが行きます。欠かさないようにしましょう。特に冬。
カラコンを付ける!
スキンケアを施して肌が潤ったらカラコンを付けていきます。
カラコンをつけるタイミングはここがベストなのですが、以下のようにタイミングがズラす場合があります。
- ベースメイクはするけどカラコン付けてるとこは人に見られたくない(コスイベ・撮影に行くときに事前にメイクする場合)
- カラコンの着用に慣れておらず、長時間付けられない
カラコンを付ける際には涙やカラコンに付いていた液が沁みだすので、できればメイク前にしておいた方がいいのですが。
個人的には下地やファンデならそこまで落ちないから「アイメイク前までならセーフかな・・・?」と思ったり。
あ、カラコン付ける前にはちゃんと手洗ったり拭いたりしてくださいね!化粧品ついた手でカラコンを触っちゃダメですよ!
カラコンについての基本的なことはこちらで解説してます↓↓↓
ウィッグネットを被る!
前準備の最後に「ウィッグネット」を被ります!
これは「ウィッグを被ったときに、地毛が零れださないようにまとめておく」ためのモノ。
- メイク後に被るとメイクが擦れて崩れてしまう(=ネットにメイクが付いてしまう)
- ネットを被っていないとテーピングができない
と理由もありできればメイクの前に被っておいたほうがいいのですが、
「家である程度メイクしておいて、現地(コスイベ・撮影)に着いたら残りの分をやる」という場合は現地入りした後に被っても構いません。
というのもネットを被った状態ってあまり髪と頭皮に良くないので長時間は避けたいですし、
なにより水泳帽スタイルなのでとんでもなくダサイです。他人に見られたくない。帽子被ろうにもこんもりしてて浮きます(文字通り)
この場合の注意点として、こういうことに気をつけた方がいいかなーと思います。
- 予めメイクしておく範囲はベースメイクやシェーディング・ハイライトに留めておく(テーピングするとアイメイクやアイブロウがズレるため)
- ベースが擦れてしまったら追加でカバーする(とくに夏季)
あ、ちなみに「コスプレ用じゃないウィッグ被っていって現地入りしたらウィッグ変える」って方法もあります。
マナー上セーフだと思うけど傍目から見たら判別つかないから難しいな・・・やる方は自己責任で。
手順2:ベースメイク!
前準備を終えたら(終わってないかもだけど)メイクに入っていきます!まずはベースから!
- 化粧下地を塗る!
- ファンデーションを塗る!
- (BBクリームを使う場合は1・2は統合)
- コンシーラーを塗る!
- フィニッシュパウダーを塗す!
- メイクミストをつける!
下地~ファンデまで!
まず最初に化粧下地から塗っていきましょう!
下地には「ファンデの密着感・及びメイクのノリを良くする」「メイク崩れを防止する」などメイクをする上で欠かせない効用があります。
顔全体に行き渡るようにまんべんなく塗りましょう。
圧縮-1-150x150.png)
首や耳の前あたりは忘れがちなので注意!
下地の次はファンデーションです。ファンデーションは毛穴などのカバーだけでなく、「色をつけて肌を均一に見せる」という目的があります!
コスメイクに使うファンデは、カバー力の高いリキッドタイプかクリームタイプがオススメです!
リキッドやクリームのファンデは下地よりもどろっとしていて重たいことが多いので、ムラが出やすいです。
スポンジを上手に活用してなるべくムラが出ないように塗っていきましょう!
なお、「下地+ファンデ」を一本でできる「BBクリーム」というモノもあります。
「時短になる」というのがメリットですが、個人的には「自分に合った下地とファンデをちゃんと選んだほうがクオリティ上がるかな・・・?」と思ったり。
コンシーラー~ミストまで!
続いて使うのがコンシーラーです!
ファンデよりもカバー力が高く、毛穴やクマ、ほうれい線など気になる場所をポイント的にカバーします。
普通メイクではやりませんが、コスメイクではこんなコンシーラーの活用法もあります!
- 自眉の色をコンシーラーで上書きする(眉潰し)
- 唇に塗って原型をなくす
コンシーラーはそのまま塗ると浮いちゃうので、付属のブラシとは別にもう一本細めのモノを使って馴染ませていきます。
コンシーラーを使う順番としては、
- コンシーラーの後に液体ファンデを塗ると溶けてしまう
- フィニッシュパウダーは塗しておきたい(化粧ノリ、馴染ませるため)
ということがありますので、「液体ファンデ→コンシーラー→フィニッシュパウダー」の順でやるのがオススメです!
で、次がその「フィニッシュパウダー」です。別名フェイスパウダー。
これは「パウダーファンデ」とは違い、全体のカバー力はあまりありません。
下地やファンデ、コンシーラーの上から塗すことで、「メイク崩れ防止」を強めたり、「顔全体をより均一にして馴染ませる」効果があります!
パフを使って全体をカバーしていきましょう。
で、最後にダメ押しの「メイクミスト」です。
ミストには皮脂を吸収してくれる作用があるので、特に夏場でのコスにはオススメです!
メイクミストは基本的にスプレータイプであることが多いのですが、コスイベやスタジオの更衣室ではスプレー系の使用を禁止していることが多いです。
更衣室で使う場合は、ミストを零れないボトルに詰め替えておいて、コットンやスポンジに付着させて使いましょう!
宅コスやベースだけ家でしていく場合はそのままスプレーで吹きかけられます。
手順3:テーピング!
「コスメイク以外じゃまずやらないモノ」の筆頭、テーピングです。
初めて聞いた~という方に向けて軽く紹介すると、顔を矯正する魔法のアイテムです。限度はある
例えばこんな用途で使えます。
- 頬の側面につけて上側に引っ張る → ほっぺたのラインが急になってシャープに!
- 眉間の少し上につけて上に引っ張る → 両目頭が持ち上げられてタレ目に!
- 目の横中央の部分から上につけて上方向に引っ張る → まぶたが持ち上げられてデカ目に!
「カッコよく見せたい!」「可愛く見せたい!」の両方のケースで使える万能アイテムです。
使い方はちょっとひとクセあるので、別記事でしっかり解説したいなと!
で、今回はテーピングを「手順3」に入れましたが、実際には人によって結構分かれます。
いわゆる「ベースが先かテーピングが先か問題」ですね。
結論から申し上げますと、こんな感じで決めましょう。
- 家でベースを済ませる場合:現地でテーピングする(ベースが先)
- 現場で1からメイクする場合:「剥がれにくさ」と「肌への負担」を天秤にかけて決める
「ウィッグネット」の項で上述しましたが、家でメイクしてもウィッグネットは被らずに行きます。つまりテーピングはできません。
なので、家でベース済ませる派の方はテーピングが後になります。剥がれやすさは考慮してね
一方で、現場で1からやる派の方や宅コスの場合は「剥がれにくさ」と「肌への負担」を考慮して順番を決めます。
- テーピングが先:剥がれにくく、肌への負担が大きい
- ベースが先:剥がれやすく、肌への負担が小さい
敏感肌の方はベース先にしたほうがいいかもですね。どちらにせよ一回貼ってみて決めるのがオススメです。
どちらが先にせよ、皮脂やベースの水分・油分をティッシュオフしておくと剥がれにくくなります。やっておこう!
圧縮-1-150x150.png)
私は家でベースしていく派だし、敏感肌なので結局後で貼ってます
なお、「ウィッグネットの前」や「アイブロウ・アイメイクの後」にやると
- ウィッグネットより先:地毛にテーピングすると負担がヤバい、というか地毛がネットで固定されてないのでそもそものテーピングの意味がない
- アイブロウ・アイメイクより後:肌がリフトアップされるのでアイメイクの形が変わってしまう
となってしまうので「ウィッグネットーアイライン間」以外の選択肢はないと思ってください。
手順4:アイブロウ!
普通メイクでも一般的なアイブロウですが、コスメイクでは一味違います。
というのも、二次元キャラの眉は我々よりもデフォルメされていることが多いからです。
- 一般的には細く、特に女性キャラの場合には線で描かれることも多い(逆に太く誇張される場合もある)
- 位置や角度も異なる。性差が大きく、例えば女性キャラは目から離れて水平に近い、という場合が多い
- 眉の色が髪に準拠していることもあり、一般的なアイブロウでは対応できない
これに対応するには、コスメイク独特の手法を取り入れます。
基本的には、まずは自眉を何かしらの方法で見えなくします。
やり方としては、「予め剃っておいて根本的になくす」か「コンシーラーや眉潰しなどのアイテムで隠す」かの2択です。
ちなみに全剃りしても完全には消えないのでコンシーラーを使えるようにしましょうね~
それで見えなくしたら、その上からコスメイク用のアイブロウで眉を書き込んでいきます。
隙間に足す感じじゃなくて1から書きます。「自眉」というガイドラインがないので慣れないうちは難しいかも。
両眉とも書き終わったらブラシで境界をぼかし、シャドウを塗して完成、です!
基本的にはこんな感じですが、アイブロウは人によって結構好みや書き方が分かれます。
- あまり自眉を潰さず、眉マスカラなどで色味を変えて対応する人
- 自眉を全剃りして眉毛を描く前提の人
- 普通の人と変わらないような太さの眉を好む人
- 極細眉にしてキャラに完全に寄せる人
なお順序ですが、アイメイクの後にアイブロウをやる人もいます。
個人的には先でも後でもそんな影響ないんじゃないかなーと思ってます。どうなんだろ。
一般的なメイクではアイメイクにアイブロウを含んでいることも多いんですけど、コスメイクでは独立してカウントしてることが多いですね。
アイメイクほどじゃないですが、アイブロウも結構奥が深いので詳しくはまた別記事で!
まとめ:地肌+ベースの基礎を大事にしよう!
コスメイクの基本的な手順!
- 準備!
- ベースメイク!
- テーピング!
- アイブロウ(+眉潰し)! ←今回はここまで!
- シェーディング・ハイライト!
- アイメイク!
- チーク・リップ!
- ウィッグを被って確認・調整したら完成!!
- メイクを落とす&アフターケア!
今回は「メイクの前準備」「ベースメイク」「テーピング」「アイブロウ」の4つの手順について解説させていただきました!
アイブロウ以外の3つはメイクをする上での基礎になります。特にスキンケアとベース。
両方とも「メイクのノリ」や「メイク崩れ防止」、「肌へのダメージ軽減」に関わってきますので、しっかりやっておきましょう!
もちろんそれ以外も、クオリティを高める上では重要なポイントになりますので!
次回は【Step2】!「シェーディング・ハイライト」と超重要な「アイメイク」の解説に入っていきます!
というわけでぜひぜひよいコスライフを!
おしまい!!
関連記事!
カラコンの基礎知識!
新着記事!
人気記事!
本ブログではご質問・ご感想・ご意見をメッセージサービス「マシュマロ」で承ってます!

マシュマロに関して詳しい説明は以下から↓↓↓
その他のコンタクト方法は以下から↓↓↓
コメント一覧!