こんちゃ!ぎゃらくしあです!アイブロウは基本細く描いてます!
コスメイクの手順はいろいろありますけど、今回は「コス用アイブロウメイク」について3回に分けて解説していきます!
今回は「アイブロウの描き分け編」になります!
皆さん、ちゃんとアイブロウの描き分けできてますか???
コスメイクにおいてアイブロウは違和感が出やすいポイントになります。
特に複数のキャラでコスメイクした際に、意識せずにアイブロウメイクをするとですね、
あっちもこっちも同じ顔。双子かな???となりかねないです。アイブロウに限ったことじゃないですが
というわけで今回は
- コスメイクにおいてどのようなアイブロウメイクが理想的なのか
- キャラごとに描き分ける際のポイント!
について解説していきまーす!
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アイブロウを描き分けるポイントを知ってるだけで
かなり「キャラらしさ」が引き出せるようになるよ!
「基礎知識編」「描き方編」について
「コス用アイブロウメイク」の解説では今回の「描き分け編」の他に
- 普段のアイブロウと違う点!
- 眉の潰し方・消し方!
- コス用アイブロウメイクに必要なコスメ・道具!
といった、コス用アイブロウメイクに関する基礎知識をまとめた「基礎知識編」、
- アイブロウメイクの基本的なやり方・工程!
- アイブロウを綺麗に、より描きやすくするためのポイント!
といった、実際のアイブロウメイクのやり方・工程を解説した「描き方編」(工事中)の2つがあります!
描き分け以外にも知りたい!と思ったら読んでみてください~!
基礎知識編はこちらから!↓↓↓
コスメイクにおける「理想的」なアイブロウメイクとは!
アイブロウを描き分けるポイント!の前に、
「コスメイクにおいてどのようなアイブロウメイクが理想的なのか」について考えてみましょう。
基本は「眉をキャラに寄せる」こと!
「基礎知識編」(+他のコスメイク解説記事でもたびたび)でも取り上げましたが、コスメイクにおいては
「コスプレするキャラの顔や雰囲気に近づけること」が目的なわけでして、クオリティを左右しうる点でもあります。
その上で、
- 二次元キャラの顔は私たち(三次元)よりもデフォルメされている
- 普通にメイクしただけではどうしても違和感(コレジャナイ感)が出てしまう
- なのでコスメイクでは「潰す・剃る」などの方法で自眉を見えなくし、その上からアイブロウを描く
というのが「基礎知識編」で言及したコスメイクにおけるアイブロウメイクの特徴になります。
人体におけるいわゆる「顔のゴールデンプロポーション(黄金比)」はコスメイクでは通用しないと思っておいてください。
じゃあコスメイクだとどんなアイブロウを描けば理想なのか、ということですが。
ぶっちゃけコスするキャラによって変わります。こう描けば正解、といモノはありません。
もう少し分かりやすく言うと、
「コスするキャラの眉に近くなるように、かつ違和感が出ないように描く」と雰囲気を寄せられ、クオリティを高めることができます。
例えばですね、
- かわいらしい少女キャラのコスプレなのに、太く凛々しい印象の眉
- 逆に凛々しく男らしいキャラのコスプレなのに、細く柔らかい印象の眉
という風に、「ちゃんとキャラの雰囲気を演出しているメイク」をしていないとミスマッチが起きてしまいます。
これは少し極端な例になりましたが、実際に
「普段は男装コスをしていて、珍しく女装しようとしたらメイクが上手くいかない」というようなケースは普通~にあります。
慣れや手癖だけでなく、ちゃんとキャラを意識して描き分けることがクオリティを出すために重要なのです!
注意点:好みは人それぞれです!ご自由に!
ここで2点だけ念頭に置いていただきたいのですが、
あくまで「キャラに寄せた眉の方がクオリティ高くなりやすいよ~」というレベルであり、別に自眉でやってもクオリティの高いコスは可能ではあります。
また、私は女性キャラでは細眉のほうが好みであり、その主観が少なからず入ってる、という可能性もあります。結構太眉にする方もいらっしゃいますし。
このあたりはあくまで自論ですので、必ずしもコスプレ界全体における一般論ではないかもしれない、ということです。
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とはいえ「このキャラ細眉なのに太くなっちゃってるなー・・・」
とちょっと残念に思うことはあるのも事実ですが
眉の太さや形の好みは人それぞれですし、一概にどうと言うことはできません。
あくまで「こういう見方もあるのかー」と参考程度にしていただければありがたいです!
「太さ・形状・位置・色味」が描き分けのポイント!
それでコスするキャラの眉に近づけるといいよ~ということですが。それだけだと
- 「キャラに近くなるように描けばいいんだな!わかった!」
- 「でも近づけるためには何に気を付けて描いたらいいんだ・・・!?」
となるかと思います。まあそうだよね
ではアイブロウを描き分ける際にはどういったポイントに気を付ければいいか、といいますと
- 眉の太さ!
- 眉の形状!(形・長さ・丸みなど)
- 眉の位置!(横軸・縦軸・角度)
- 眉の色味!
の4点において検討してから描くと、描き分けがグッとやりやすくなるかと思います!
順に解説しますねっ
眉の太さ!
まず「眉の太さ」についてです。どれぐらい太く描くかですね。けっこう印象に差が出ます。
二次元キャラにおいては基本的に細めと思っていただいて構いません。
女性においてはほぼ細眉、男性も少年・青年キャラは基本細めです。男前~なタイプだとか中年以降の男性なら太めになりますかね。
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たまーに例外も混ざるのでその場合はしっかり描いちゃってください
細めだったら細く描いたほうが雰囲気を寄せられるのですが、なるべく違和感を出さないようにするのが大事です。
特に女性キャラ(特に青年向け、いわゆるオタク向けの作品)の眉は線(にほぼ近いくらい細い)で表現されていることも多いのですが。
あの感じでアイブロウ引くとほぼ見えません。距離離れてるとなおさら。
そのため、
- あまり他のメイクパーツや衣装から浮かない程度に、
- かつキャラの雰囲気をなるべく出せるように調整する
というのがアイブロウメイクにおいて大事になってきます!先ほどの例だと「なるべく違和感の出ない程度に細くする」といい感じになるかと!
眉の形状!(形・長さ・丸みなど)
次に「眉の形状」です。「形・長さ・丸み」なんかが含まれますね。
軽くまとめると、
- 眉山(眉の頂点部分。場合によってはない)を眉のどの部分に入れるか
- 眉をどれくらいの長さにするか
- 角(眉山・眉頭・眉尻)の丸みをどれくらいつけるか
といった感じです。基本的には
- 眉山:キャラによる。ツリ眉(後述)かつ太眉だと眉尻側になりやすい。
- 長さ:基本的には目頭~目尻の少し外側。眉の横軸(後述)にもよる。
- 角の丸み:柔らかい雰囲気(特に女性キャラ)なら丸く、強ばった雰囲気(特に男性キャラ)なら角ばった感じに。習字の”とめ”みたいな
という風に描き分けるのが望ましいかと。
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(ちょっと雑ですが・・・)
眉の位置!(縦軸・横軸・角度)
お次は「眉の位置」です。「縦軸・横軸」だけではなく「角度」も当てはまるかと。
眉の位置に関しては、とても印象を左右する大事な描き分けポイントです。
具体的には、
- 眉の縦軸:眉頭同士が寄ると眉間が寄った感じになってより眉の印象を強められる。どれぐらい主張を出したいかに応じて描き分ける。
- 眉の横軸(高さ):縦軸と同じく目元に近づけるとより印象が強くなる。縦軸よりもキャラごとの差が大きく、描き分けが重要になる。
- 眉の角度:眉頭に対して眉尻の位置を高くすると凛々しく、低くすると柔らかい印象にできる。「ツリ眉」や「タレ眉」といったキャラの顔の特徴を捉えるのに重要。
といった感じです。「太さ」よりも性差が大きいですね。
男性キャラだと「寄り・近く・急に」となり、女性キャラだとその逆、となる傾向があります。一概には言えませんが。
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私としてはアイブロウメイクにおいて一番大事な点といっても差し支えないと思ってます。しっかり描き分けましょう!
眉の色味!
最後に「眉の色味」です。これはそのまんま「どんな色味か」ですね。
一般的には「キャラの眉の色(多くは髪色と同じ色)」を使うのですが、例外として
「細眉の場合は黒・濃い茶色を使う」という人もいます。私もやります
というのもですね、細眉でキャラの眉と同じ色を使って描くと
- 二次元キャラでは髪や眉などに輪郭線(多くは黒)があることが多く、髪と眉の見分けがつきやすい
- 一方で私たちの三次元では輪郭線はない
- なので、キャラを再現しようとして髪色と同じ色で眉を描くと髪色に埋もれてしまう
- それに加えて反射光も加わると色味が薄れやすく、特に薄い色では眉が全くないように見える状態になってしまいやすい
ということなのです。ちゃんと細眉の強みを生かしたい!ということであれば黒に近い色でしっかり発色させるのがいいかと。
「主張はないんだけど、なんとなく存在はある」という細眉にすれば、女性(特に少女)キャラが持つ魅力を引き出しやすいかと思います!

注意点:ある程度「調和させる」ことも大事です!
ここまで「なるべくキャラの雰囲気になるように~」という内容でお伝えしてきました。
が、ここで注意すべき点として
「違和感が出ないようにある程度調和させる」ことも大事になってくる、ということも押さえておく必要があります。
「散々寄せろ寄せろって言ってたくせに急に逆のこと言うんじゃねーよ!」と思われるかもしれません。
基本的にはそうなのですが、要は
「やりすぎる(三次元にしては)と悪目立ちしてしまう」ため、ある程度のバランスは必要、という話なのです。
先述したように、「超極細眉の少女キャラでも多少盛ったほうがいい」と言ったのはこのためです。
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どのくらいがメイクのバランスがとれるのかは
結局のところ慣れでしか培えないので難しいところですが・・・
ただし、「かなり特殊な形状の眉」のキャラであれば多少浮いてでもなるべく再現したほうがいいことが多いです。
というのも、
- 「特徴的な眉」というのはそのキャラの個性において大きな役割を担っていることが多い
- そのため、個性的な眉を普通の眉に置き換えたコスメイクだと、そのキャラの個性や雰囲気が損なわれ、クオリティが低くなりかねない
- したがって、多少他のメイクから浮いていたとしてもなるべく再現したほうが「そのキャラらしさ」を演出しやすくなる
ということです。
実際少年誌系作品(特にバトル系)のキャラは奇抜な髪や眉をしていることが多く、かなりインパクトがありますよね。そんな感じです。
ただ手法によってクオリティに差が出ることもあり、結構腕が求められるんじゃないかなーと個人的には思います。難しいね
まとめ:ポイントを押さえた上で考えながら描こう!
最後にもう1回描き分ける際のポイントを。
- 眉の太さ!
- 眉の形状!(形・長さ・丸みなど)
- 眉の位置!(横軸・縦軸・角度)
- 眉の色味!
が「キャラらしさ」を演出する上でのアイブロウメイクのポイントになります!
ここがポイントだよ~と紹介しましたが、言われたからといってすぐ描き分けができるようになる、というわけではありません。
メイクというのは知識と技術(インプットとアウトプット)を組み合わせたモノであり、
知っているからといってちゃんと身についていなければそこまで高い結果はあまり望めないからです。
それでも「事前知識がない状態」より「事前知識がある状態」のほうが間違いなくアウトプットにおいて高い効果が望めます!
次にコスメイクでアイブロウメイクをする際には、ぜひ「どこが描き分けする時のポイントなんだっけ」と意識しながらやってみてください~!
というわけでぜひぜひよいコスライフを!
おしまい!!
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